Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

免疫力を上げる食事とは?

さて、腸が大事というお話の中で、

腸活だけではなくて腸を育てる「腸育」の大切さ

をお話してきました。

腸はリンパ球のかたまり、免疫細胞の塊と言われていますので、腸を育てることが免疫力アップにつながります。では、免疫力を高めるには、実際にはどのような食品を摂るのがよいのでしょうか。

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○免疫力を上げるには何を食べればよい?
 やはり、従来の日本食「まごはやさしい」が最高です!

 ちなみに「ま=豆」「ご=ゴマ、ナッツ類」「は=発酵食品」「や=野菜」

 「さ=魚」「し=しいたけ・キノコ類」「い=イモ類」です。

 特に、腸内細菌のエサになったり、腸の環境を良くするものとして、納豆や豆腐、
 小魚・青い魚を食べましょう。

 ただし、マグロやカツオなどの大きい魚は海中で生息している間に重金属や水銀など

 の毒素を含んでいる可能性がありますので、毎日大量に食べる人はあまりいないとは

 思いますが、食べ過ぎには注意が必要です。

 時々、お刺身などで少量食べる程度ならば大丈夫でしょう。

 しいたけは毒出しの効果もあり、ミネラル豊富です。

 そして、イモ類は腸内細菌のエサになります。

○腸内細菌のエサとなるもの(プレバイオティクス)

 腸内細菌のエサになるものを専門用語では「プレバイオティクス」と呼びます。

 そしてプレバイオティクスは、水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維に分かれます。

 ■水溶性の食物繊維には、海藻類(寒天・ひじき・めかぶ・わかめ・もずく・昆布)

  果物類(リンゴ・バナナ・キウイ・レモン・カキ・モモ)などがあります

 ■不溶性の食物繊維には、穀物類(トウモロコシ・アマランサス・玄米など)や

  豆類(インゲン豆・ひよこ豆・エンドウ豆・大豆など)

  根菜類(コンニャク芋・サツマイモ・ジャガイモ、ニンジン・ゴボウ)

  ナッツ類(アーモンド・ゴマ・クリ)

  キノコ類(キクラゲ・エノキダケ・シイタケ・しめじ・なめこ

  葉野菜(パセリ・明日葉・春菊・ほうれん草)

○ヨーグルトなどの乳製品は免疫力を上げるか?

 よく、腸内環境を良いから・・と思って、乳製品(ヨーグルト、牛乳、チーズ)を

 大量に食べる人がいます。もちろん、乳製品の中に含まれる乳酸菌は腸にとっては

 良いものです。ただ、乳製品に含まれるカゼインというタンパク質は腸に悪影響を

 およぼす可能性があります。なぜなら、カゼインという成分は人間のカラダで消化

 しにくいタンパク質のため、消化の時に腸に負担をかけるためです。

 ですので、小腸にカゼインがたくさん入ってくると免疫力が下がる可能性があります

 ので、気を付けましょう。 

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○免疫力を上げるために、たくさん食べることは良いこと?

 量をたくさん食べると、消化するために内臓をフル稼働させることになり、内臓疲労

 を引き起こしてしまう原因となります。そして消化でエネルギーを使い過ぎてしまう

 と免疫システムが落ちることもあるので気をつけましょう。

 また、消化に負担がかかるものは、一度に大量に食べないことも重要です。

 例えばお肉は動物性タンパク質として毎日摂取した方がよいのですが、胃酸の出が

 悪い人は消化吸収がしづらいので、摂りすぎると胃と腸に大きく負担をかけます。

 それ以外に消化に負担のかかるものとしては、さきほどの乳製品の他に、

 小麦粉のグルテン(パン、麺)、添加物などが入った加工食品、保存料、殺菌剤など

 が入っているもの、などです。

 これらの免疫力を下げるものを食べないようにすることも重要です。

 

○免疫力を上げるための特効薬はあるか?

 腸の中をキレイにして免疫力を高めるためには、それなりの時間がかかります。

 特に良い腸内細菌に変わって腸壁が変わるまではその人の食事習慣によって変わりま

 すが、悪玉菌が多い人は数週間~数ヶ月かかると言われており、通常の目安としては

 約2ヶ月くらいです。そして、少しでも早く免疫力をアップしたい場合には、

 ファスティング(断食)を行って腸内環境をキレイにするという方法もあります。

 ただし、ファスティングの効果はそれまでの食習慣でしっかり栄養が摂れていないと

 効果が薄かったり、逆に実施した時に色々な問題を抱えることにもなりますので、

 やはり日頃からの食事が大切だということになりそうです。