Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

リーキーガット症候群とダイエットの関係

さて、先日グルテンがどうして腸によくないのか?というお話をしましたが、それでは「なぜ、ダイエットとグルテンが関係しているのか?」についてはお伝えしていませんでしたので、今日はそのお話をしたいと思います。

リーキーガット症候群となった腸は、簡単に言うと、ザルの目が開いて荒くなった状態となり、食べたものの栄養素は何でも吸収してしまうので、その栄養素が体に良いものか悪いものかの判断がつかなくなります。
例えば、普通なら腸に入ってきた食べ物に対し、身体の中に吸収すべき栄養素は半分だったとすると、残りは便として排泄しようとするのですが、リーキーガットになるとこの判断ができなくなり、入ってきた食べ物に対して吸収すべきか排泄すべきかの判断ができなくなっているので余計なものまで吸収しようとします。つまり、通常の人より多く吸収されてしまうわけで、これが毎日の食事で繰り返されれば当然のことながら太りやすくなるわけです。

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腸は「第2の脳」といわれるほど大事な器官

せっかくダイエットにチャレンジしても、食事の量を大きく減らしても、うまくいかない場合には、必要な栄養素を必要な分だけ、そして体に害となる栄養素は外へ排出する基本的な体の構造が壊れてしまっている可能性があるわけです。つまり、ダイエットを開始する前にリーキガットをどうにかしないと体重が思ったように落ちていかないということがこれで分かりますよね。

そして、なぜリーキガットになってしまうのか?

前回で少しお伝えしましたが、パンやパスタなどのグルテン、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、甘いお菓子などの糖質過多、そして加工食品に使われる添加物など、現代の食事にありふれた食品が原因というわけです!

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小麦を使った食べ物は全て「グルテン」食材

そこで私は疑問をも持ちました。

パスタの国のイタリア人をはじめ、欧米の人たちはなぜ、パンやパスタ、チーズなど毎日食べてても大丈夫なのか?!という点。

確かに、日本人よりはグルテンの消化をしやすい人もいると聞きますが、欧米人は日本人よりもアレルギーや喘息、セリアック病(重いグルテンアレルギー)など重い病気になる人が多いんだそうですよ。また、日本でも幼い頃から菓子パンを与えている人もかなり多いので、アレルギー体質や花粉症を生み、胃腸機能の低下や、さらにはメンタル疾患まで増えてきてる可能性があるそうです!!

そんな話を聞くと、めっちゃ怖くなりますね。

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カゼインを含むヨーグルトも実は危ない!

ちなみに私はパスタやパンなどの食習慣だけではなく、朝食はドライフルーツの入ったグラノーラ+腸内環境を整えると言われるヨーグルトを、いつも混ぜて食べていました。
たぶん、この組み合わせってとっても健康じゃない?と思われてると思いますし、実際私もそう信じて食べていましたが・・・・・すっかり騙されてました!

まず、グラノーラはそもそもグルテンの塊ですし、思っているより糖質が多いんだそうです。あと、ヨーグルトや牛乳もカゼインというタンパク質が含まれていて、腸に刺激を与えてダメージを受けるんだそうです。

そもそも日本人は乳製品の消化酵素が弱く、吸収が非常に難しい人種なので、乳製品を食べると腸に負担をかけてしまうので、大量に摂取するとこれもリーキーガットを引き起こす原因になります。

もし摂りたいなら、豆乳の方がお勧めです!豆腐は良質なタンパク質と食物繊維のほか、マグネシウム亜鉛、ビタミンB群などで貧血改善にも有効です!高野豆腐なんか良いですね。

また、腸内細菌も大切ですが、腸を傷つけながらでは腸内細菌もきちんと増えてくれません。それなら、納豆やキムチなどの発酵食品が、良い腸内細菌のエサになります。ちなみにキムチ納豆は最強の食材です!私は二日に一度は食べていました~。

こうしてみると、いかに日常で誤った知識で食事を摂っていたのか・・が今回よく分かりました。この「グラノーラ+ヨーグルト」は、ほんの一例なんですよね。

やはり日本人の知恵、「まごにはやさしいわ」を中心にした食生活がいかに素晴らしいかをダイエットを通じて強く実感しました~。