Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

新型コロナで再認識する【免疫力を高める】必要性

コロナの感染が思った以上に収まらないですねー。今月末日まで自粛期間が延びていますが、6月になったら本当に落ち着くのでしょうか?

コロナウイルスの正式名称は「SARS(サーズ)-CoV-2」で、2003年に世界的に流行した重症急性呼吸器症候群SARS)が形を変えて再来したものです。

時々通っている24時間フィットネスジムでは4月下旬から「NOマスク NO入室許可」となり、正直、ランニングマシンで走っている間、マスクをしてるのはかなり息苦しいです。しかし、これだけ人と接触しなくても収まらない理由として、飛散よりも物(プラスチックやドアノブなどの金属類)などにウイルスが付着して感染する危険性の方が高いらしいので、マシンを使う前は手に触れるところは必ず消毒液で拭いてから使うようにしています。

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また、外出した後、帰宅時の手洗い、うがいは欠かさずにやっていますが、正直、感染するリスクをゼロにするのは難しいですよね。

ですので、発症を防ぐためにはやはり「免疫力をあげておくこと」の重要性を強く感じています。
先日、免疫力と自律神経のお話に少し触れ、睡眠のところでも出てきましたが、ウイルスに直接関係する「自律神経」の知識はもっと詳しくお伝えした方が良いと思ったので、今日はそのお話をしたいと思います。

私たちのカラダはふだん意識しなくても、心臓は動いてくれていますし、食べ物を摂ったら消化吸収の働きをしてくれています。このように自然と内臓などの働きを動かしてくれているのが自律神経で、私たちの生命活動を支えてくれています。

主な働きは

・心臓の拍動
・食事の消化吸収
・体温調節
・発汗
・血圧調整
・免疫力
などです。

そして、自律神経は交感神経と副交感神経の二種類に分けられ、日々の生活ではどちらかが優位になっているかによりカラダの反応は変化します。

例えばうちはネコを2匹飼っているのですが、たまに相方とケンカして戦っている時は瞳孔が開き、心臓の拍動が早くなっています。そしてこの時は血圧も上がって、筋肉の緊張が高まっていますが、内臓の動きはあまり動いておらず、いわゆる戦闘モードになっている状態です。この時に交感神経優位になります。

また、エサを与えられて食事をした後、窓際の日だまりでぬくぬくと寝ている時は副交感神経優位になっています。 

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副交感神経優位の時は、リラックスモードになります。心臓の拍動はゆっくりで、筋肉の緊張は和らいでいますが、胃腸は活発に動き、すい臓などからも消化酵素がたくさん分泌されて消化吸収運動が行われます。つまり内臓全体の働きが活発になっている状態です。

この交感神経と副交感神経はバランスがとても重要で、どちらかに偏った生活をしていると自律神経のバランスを崩し、免疫力も下げることになってしまいます。

また、免疫力アップを考える上でとても重要なのが自律神経と白血球数の関係です。
白血球とは血液の中の成分の一つで体に入ってくる細菌やウィルスと戦ってくれます。
白血球は数種類あるそうですが、免疫にとても重要なのが顆粒球とリンパ球で、顆粒球は交感神経優位の時に増え、リンパ球は副交感神経優位の時に働くのだそうです。つまり同じ白血球でもどちらの自律神経が優位になるかによって増える量が違ってくるというわけです。

そして、顆粒球は細菌をやっつけてくれて、リンパ球はウィルスをやっつけてくれます。細菌とウィルスは違うものです。

時々コロナの件でも「菌にかからないように」と言っていますが、厳密に言えば細菌とウィルスは違うもので、非常に単純にわかりやすくいえば、細菌は大きく、ウィルスはとても小さいものだと思ってください。

なので、白血球数自体が多くても、リンパ球が多くなければウィルスからは感染を防ぐことはできません。ウィルス感染を予防し、発症や重症化を防ぐためにはウィルスと戦ってくれるリンパ球を増やすことが重要で、リンパ球を増やすには副交感神経を優位にした生活を送ることが大事になってきます。


しかし、残念ながら現代人は交感神経優位の生活が多いと言われています。交感神経優位になってしまう原因としては

・精神的ストレス 
長時間労働
・鎮痛消炎剤を服用 
・不規則な生活(夜更かし)
・睡眠時間が短い

などです。
上記にあてはまる方は交感神経優位の日々を送り、リンパ球の数が減ってしまい、免疫力が下がってしまっている可能性が高いので要注意です!
特に「ストレス社会」と言われる世の中ではストレスの影響で免疫力が下がっている方が多いと思いますが、今の状況でストレスを無しにする生活はなかなか難しいですよね。 

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夜はリラックス

 なので、ゆっくりお風呂に入って、しっかり睡眠を取ることで、カラダをリセットしてあげること。心身ともにリラックスして、よりストレスをなくし、副交感神経を優位にしてリンパ球を増やす方が、結局のところ、免疫力アップにつながるんですね。 

 【入浴に関する記事はこちら】
https://e-april.hatenablog.com/entry/2020/04/16/085342

【睡眠に関する記事はこちら】
https://e-april.hatenablog.com/entry/2020/05/06/172442

 

また、免疫力を上げるために、食事の質も大切です。特に私たちの「腸」はリンパ球のかたまり、つまり免疫細胞のかたまり、と言われているほど大事な臓器です。悪玉菌が多い人は良い腸内細菌に変わって腸壁が変わるまで、人によっては数ヶ月かかると言われています。
こんなタイミングだからこそ、腸内環境を整えることで、自律神経を整え、腸をいたわって健康でいられるように心がけましょう。