Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

腸育の勉強会をオンラインで行いました!

今年は涼しくなるのが例年より遅いような気がしますが、最近はすっかり秋めいてきましたね。

ここんところはバタバタしていたので、1ヶ月ほどブログのアップが滞っていましたが、これまでに学んだ腸活・腸育の知識をぜひシェアしてほしいとのリクエストが、色んな方々からあったので、先月初めてオンライン講座なるものを開いてみました。

今日はその時の内容をご紹介します。

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オンライン講座内容(LPページ)

まず、ダイエットに興味のある方も当然たくさんいたので、私が取り組んできたことは「単に食事の内容を変えただけ」ということから始まりました。そして、何故腸に注目するのか?という基本的なことをお話しました。全部で約1時間ほどの内容だったので、ここでは簡単にポイントだけお伝えしておきます。

①生物はまず「腸」から進化した

 ■「食べること」は生き物にとって生存を左右する重要な要素

 ■ 原案動物は、まず消化器官が最初に発達、その後に脳が作られていった

➁腸は常に体を一定に保とうとする生態恒常性の維持(ホメオスタシス)を担っている

 ■腸は24時間絶え間なく働いていて、驚くほど精密にできており、人間の生命を

  支えている

 ■外から入るモノを体の中に入る”前”に守る「関所」となる、極めて重要な器官

➂腸は「第二の脳」

 ■腸は「腸神経系」という独自の神経系を持っており、この働きによって脳からの

  指令がなくても腸自身で判断して活動する力が備わっている

 ■「消化器官の神経系の90%」は脳から指令を受け取るだけでなく、逆に脳に対し、

  たくさんの情報を送っている

④皮膚は腸の鏡

 小腸の構造と皮膚の構造を比較した上で、

 ■細胞、線維、細菌など同じような材料で出来ており、基底膜の上に細胞が並んで

  出来ている同じ構造であること

 ■腸の中だけではなく、皮膚の上にも「常在菌」が住んでいて、バリアとして働いて

  いること(むやみにアルコール消毒液を噴射すると常在菌を殺してしまう!)

 ■人間の体をちくわに例えると、消化管は、カラダの中では「ちくわの穴」のような

  もので、ちくわの表側で茶色く焼け焦げているところが人間でいうと皮膚にあたる

 ■穴の中に入って、ちくわのツルツルした表面がちょうど消化管の表面に当たり、

  皮膚も消化管も人間にとっては、外界と体内との境になっている、つまり皮膚と

  消化管は、同じようなもの

こんなお話を前半しました。

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人間の体はちくわのようなもの

そして、「腸活」=「善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えて腸内環境を良くすること」

だけでは万全ではありません!

優秀な腸管を育てる ことの重要性についてお話しました。

それには、

・腸管を作る栄養を摂る

・腸管のエネルギーとなる栄養を摂る

ことが必要になってきます。

 

そのために重要な栄養素は「タンパク質」です。特に腸と肌にとって注目すべき、さらには丈夫な骨を維持するためにも大切な「コラーゲン繊維」についてのお話もしました。

このコラーゲンはタンパク質が「螺旋状」に集まり形成されたものですが、合成の際に「鉄」「ビタミンC」と「亜鉛」などが必要となるため、タンパク質だけあっても足りないということになります。

つまり、

腸を育てるのにもチーム力が大切!

ということ。

そして消化吸収の代謝を良くするために、タンパク質だけではなく、ビタミンやミネラルを摂ることも非常に大切です。これらの栄養素を摂取でき、さらに腸内環境を良くすることができる食材を摂るようにしましょう。

実はこれには和食が当てはまります。「まごにはやさしいわ」の食材は、タンパク質・ビタミン・ミネラル・善玉菌が非常に豊富で、食物繊維も摂取できる素晴らしい食事であること、食物繊維は善玉菌の餌になるため、腸内環境を維持するために効果の高い栄養素を含んでいることなど、お伝えしました。

ちなみにプロテインスコア100の「卵」は完全食に近い食材なのですが、残念ながらビタミンCだけ含まれていません。逆にビタミンCを摂取してあげれば完璧です!

 

腸育をするならグルテンフリーを実践しよう

何故グルテンがよくないのか、は前回のブログでも記載しました。

https://blog.hatena.ne.jp/E_April/e-april.hatenablog.com/edit?entry=26006613636819280

この時は時間の関係で、そこまで詳しく話していませんので、ブログの方が詳しいかもしれません(笑)。

 

そして最後に今日から簡単に出来る実践として、

腸機能を高める食べ方をしましょう、ということで、1口33回噛んでゆっくり食べること、箸置きなどを活用すること等をお話して終わりました。

 

質疑応答の時間を含めると、予定時間をだいぶオーバーしてしまいましたが、最後は記念撮影をして終了。とても楽しい時間を過ごすことができました。

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ちなみに、みなさんからの反応は、腸に関して様々な知識を分かりやすく理解することができた、とても面白かった、というご意見をいただき、おかげさまで盛況に終えることができました。

今後も機会があれば、これまで学んだ知識をアウトプットする場を作っていきたいと思います。