Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

腸活だけではなく、腸を育てる「腸育」も大事な要素!

さて先日、腸がカラダの中でいかに大切かというお話をしました。人間を木に例えるならば、木は根っこから水分と養分を吸収して葉を茂らせ、花を咲かせ、実を育てます。そしてしっかりとした根であればあるほど木は成長し、キレイな花や実が付きます。同じように人間のカラダもしっかりとした「腸」を育てると自分に必要な栄養を摂りいれることができ、不要なものをカットします。

 

そんな「腸」は、「免疫システムの本拠地」ですので、腸機能を高めることが非常に重要になってきます。ポイントをまとめてみると、下記のようになります。

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○腸の役割

・食べたものを消化吸収します
・カラダや脳に必要な栄養を摂り入れます
・カラダや脳に不要なものをカットしてくれます
・カラダの中で最大の免疫力器官(体の免疫力の約70%が腸)
・幸せホルモンであるセロトニン(体内の90%)を腸で作り出します
・カラダの働きを助けるビタミンを合成します
・ストレスに強くなるよう体調を整えます

  

ちなみに生活していて、こんなことはありませんか?

・急にお腹が痛くなる
・毎日、お通じがない
・下痢をしやすい
・便が固すぎるor柔らかすぎる
・無性にお菓子やパン、麺類が食べたくなる
・夕方になるとだるくなる
・肌につやがない、潤っていない
・寝つきがわるい
・朝、すっきり起きれない
・イライラすることが多くなった
・やる気がでない

 

そして「腸活」は最近よく聞く言葉ですが、腸活は、腸内環境を整え、腸内細菌を「育てる栄養を摂る」ことや、腸内細菌や消化酵素を補うことで、腸を作ったり育てたりすることは含んでいません。

しかし、むしろ大事なのは「大切な腸を育てる」ことです。そのためには、

 

優秀な腸管を作るための栄養素を摂り腸管の「エネルギー」となる「栄養」を

しっかり摂ること(タンパク質、ビタミン・ミネラル、脂質、水分など)です。

これには「コラーゲン」が重要になります。コラーゲン繊維はアミノ酸が撚られて作られたもので、美肌を作ることでもよく聞きますが、実は腸も肌と同じ構造をしているので、コラーゲン繊維がしっかりしている必要があるんですね。また、しっかりしたコラーゲン繊維を作るためにはタンパク質だけではなく、亜鉛やビタミンCも必要になってきます。

 

また、もう一つ、大切なこととして、

○腸の老化を防ぐこと(炎症を抑えたり、酸化を防ぐこと)

 ・筋力を高める、 運動する
 ・良質な食事
 ・良質な睡眠
 ・ストレスの軽減

そして、上記に関連して「腸の温め」もとても大事なんだそうですね。

 

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適度な運動は体温の上昇とストレス発散にも大切

ちなみに体温が1度下がると免疫を司る白血球の働きが30%ダウンし、腸の働きも低下してしまうということは前にも触れました。35度台はガン細胞が最も増殖する状態となり、36.4度以下の場合は脂肪を貯め込みやすく脂肪は冷えるので、便秘にもなりがちです。また、自律神経失調症、アレルギー症状なども現れます。

何故なら体温が低いと、

腸が冷える⇒血流が滞る⇒腸の働きが悪くなる⇒悪玉菌が増える⇒感染症になりやすいという流れが出来てしまうからです。
ちなみに善玉菌は体温が低いと増えませんが、悪玉菌は体温が低くても増えますので、悪玉菌のバランスが増加すると、日和見菌も悪さをしてしまいます。また、ストレスが体温を下げるとも言われていますので、ゆっくり呼吸してストレスを軽減したり、適度に筋肉を動かして運動したり、旬のものを食べたりして「体温を上げる」ことで、善玉菌を増やし、栄養の吸収率が上げて、より腸を強くするといった循環が大切になってきますね。

 

ちなみにノーベル賞を2回も受賞したライナス・ポーリング博士の言葉で「人間の腸はゴッドハンドである」と言われているそうです。カラダに必要な栄養の量は人それぞれですが、十分な量を摂取すれば「健康な腸なら必要な栄養分だけ吸収してくれる」ので、あとは腸に任せればよい、ということなんだそうです。私達は自分が摂ったもので自分のカラダを作っていますので、要らないものは出来るだけ避けて、必要なものは充分にしっかりと摂るよう心がけたいですね!