Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

ダイエットにかかせない、グルテンフリーの効果

さて先週カウンセリングが一区切りついたモニターさんですが、その後も体重はキープしているようで、体調も良いようです。

実は、彼女はダイエットを開始する3ヶ月前までは、とにかくパンが大好きだったので、毎日のように食べていたそうですが、私の話を聞いてスッパリと「断小麦」を実行しました。そこから食べても食べても体重が減っていく・・という体験をした彼女は今では娘さんにもグルテンフリーの食生活を勧めているとか(笑)。

かくいう1年前の私もゆっくり食事をとる時間がないことが多かったので、お手軽なパスタで済ませるといった食生活を送っていました。そこで、今日はグルテンについて、少しお話をしたいと思います。

 

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まず、そもそもグルテンって何でしょうか?

グルテンとは、小麦や麦類に含まれているタンパク質成分のことです。

含まれている食品の代表的なものは、パン、パスタ、ピザ、うどん、そうめん、ラーメン、天ぷらなどになります。

特に日常生活にすっかり浸透しているパン食ですが、日本人は西洋人に比べて唾液の分泌量が少ないため、フランスパンのような欧米の固いパンは苦手ですよね。そこで食感を重視して、よりもちもち・ネバネバとなるように品種改良を重ねました。ですので、パンやパスタなどに使われている強力粉は粘り気が強く、グルテンの量が多くなっています。

その他、十割以外の蕎麦にも含まれています。また、一見カラダに良さそうな「麦入りグラノーラ」にも小麦がたくさん入っていますので要注意です。また、グラノーラには、ライ麦、オーツ麦なども材料として含まれていたりしますが、こちらにもグルテンが少量含まれていて、小麦グルテンに近いアミノ酸なのだそうです。

逆に「ビール」は麦から作られるのでどうなのか?と思われますが、発酵しているのでさほど問題ではないそうです。


そして、こういった分かりやすい例だけではなく、実は私たちの周りにはたくさんの「隠れグルテンたち」が存在しています。

例えば、ケーキ、クッキー、スナック菓子などの「お菓子類」

これなら割と想像がつくと思いますが、

いわゆるスーパーなどで売られている菜などの加工食品、

ハム、サラミ、ベーコン等の加工肉

ちくわ、かまぼこ、つみれ等の練り食品

醤油、味噌、ケチャップ、ドレッシング、カレー・シチューのルウ等の調味料

にまで入っているそうですから本当に驚きです!

この見分け方ですが、食品に入っているかどうかを見分けるには

「アレルギー食材」に「小麦」があるかどうかがポイントです。

ちなみにインスタントコーヒーにも小麦由来でんぷんが使われているのだそうですよ。

 

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そして、グルテンの何が問題なのか?ですが、

小麦の加工食品は体内で分解されにくいためにカラダを冷やす性質があります。

そして栄養の吸収を悪くして代謝が下がりやすくなってしまいます。

また、

グルテンは「腸粘膜障害」を起こすために、

リーキーガット症候群(漏れやすい腸)となり、

栄養となるものでも吸収不良を起こしたり、

不要なものでも排除できない

という状態に陥ります。

その結果、腸の栄養の吸収が悪くなり、小腸壁が荒れやすくなってしまいます。

さらに、分解しきれないものが体の中に溜まるとアレルギーの元を作りやすいため、

肌荒れ、アトピーぜんそくなど、様々な症状を引き起こし、

体質によっては小麦アレルギーも発症する可能性があります。

また、小麦は常用性があるので、麻薬的になり、一種の中毒症状を引き起こします

パンやラーメンなどが大好きで、なかなか止められないという人は既にグルテン中毒?になっているのかもしれませんね。

その他にも、

 ・生活習慣病になりやすくなる

 ・集中力が下がる

 ・慢性的な疲労感がある

 ・精神的に不安定になる

 ・お腹の周りに脂肪がつきやすくなる

 ・老化が促進される

 ・認知症になりやすくなる

などの症例が報告されているそうです。 

 

これらを避けるために、ぜひグルテンフリー食品を選んでみましょう。

実際に米粉を使ったパンやアーモンド粉、アマランス種子粉、そば粉、ひよこ粉などを使ったパスタなど、色々な食品が出回っています。それらを上手に活用してみることをお勧めします。

ただし、グルテンフリーだからたくさん食べてよいわけではないので要注意です!

他のものに代用したとしても量を増やしてしまうと、炭水化物には糖質が含まれているため、逆に過剰な糖質摂取につながります!

また、同時に腸を育てる食事、例えばタンパク質やビタミンC、鉄分を多く含む食品を積極的に摂ったり、善玉菌を増やす発酵食品や食物繊維を多く摂るなど、バランスを意識して、腸内環境を整える食事を心がけましょう。