Aprilのダイエット日記

50歳を過ぎてから体重が全然落ちないどころか増えていく一方で頑張って痩せてキレイ!を目指す女性企業家の日記

トレーニング後の体重増減について

ダイエットするために必ずしも運動は必要ないけど、筋肉に刺激を与えてリバウンドしにくい体を作るためには運動は必要、という話をしてきました。

そこで、今日はトレーニングをした後の体重増減についてのお話をします。

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私はフィットネスジムでマシントレーニングに行った翌日は、必ずといっていいほど体重が増えていました。せっかく毎日ダイエットで努力しているのに、体重が増えるのは悔しいので、トレーナーさんに「何故なんでしょう?」と質問していた頃のお話です。

教えてもらったことは、体重の増加に何が最も影響しているのかというと「炭水化物の量」だそうです。炭水化物は肝臓にも貯蔵されますが、筋肉にも貯蔵されるそうで、そこでポイントになるのが水です。

炭水化物は名前の通り、水を引き込む作用があるそうで、1グラムに対して約3〜4倍の水をため込むのだそうです。例えばコンビニでよく売っているような60グラムのおにぎりを食べたとしたら、炭水化物は約20グラムなので、60グラムのおにぎりを食べたら単純に体重は60〜80グラムほど増えます。これを前提に話をすると分かりやすいです。


筋トレをするということは体の炭水化物を消費して動かすわけですが、筋肉と肝臓の炭水化物を使って運動します。まず使われるのが筋肉の炭水化物です。次に肝臓の炭水化物です。つまり運動が終わった後というのは体の炭水化物がガス欠状態です。ただし、必ず水は飲んでいますよね?
ガス欠状態のところに食事で炭水化物を摂取することで、取った炭水化物はほぼ全て筋肉と肝臓に送り込まれます。そしてトレーニング中に飲んだ行き場のない水たちも、まさにスポンジのように、全て筋肉に吸い込まれます・・・。
もし午前中にトレーニングをしたなら、その日1日の炭水化物はほぼ筋肉に吸われるというわけで、そして水分も同様に吸われます=簡単に体重は増えていきます。

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と、ここで改めて振り返ってみると、そもそも「トレーニングをしている目的は何か?」ということです。以前もお話したように、決して運動で痩せることはありません。運動の目的は筋肉への刺激です。ダイエット中に筋肉を落としてしまい、代謝が低くなるのを防ぐのがトレーニングです。そして筋肉への刺激がなければ炭水化物は使われませんし、筋肉の炭水化物が枯渇しているわけではないですから、吸収もされない、つまりトレーニングの次の日に体重が増えているというのは、トレーニングがうまく行っている証拠だというわけでした。

そういうわけで、以前はフィットネスジムでマシントレーニングを行った後は毎回体重が増えていることを大変気にしていましたが、体重増加は単純にトレーニング後の糖質の摂取によるものだと理解できるようになりました。また、トレーニング後の糖質を大きく抜くようにすれば、体重はほとんど増えないということも分かりました。

そしてトレーニングはあくまで筋肉を落とさず代謝を維持し続けるためのもので、筋肉を大きくすることが目的ではないので、体重が増えないようにするには、運動後に通常と比べて約4分の1~5分の1ほどの炭水化物しかとらないようにすればよいだけでした。

いわゆるボクサーがやる「水抜き」という作業も同じだそうです。絞りきるにはそこまで糖質を切る必要があるらしく、彼らは塩も水を引き込むので、塩分までカットするそうですよ。聞いただけでも大変ですね。

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体幹を鍛える運動はカラダのバランスも整う

ちなみに私はジムで筋力をつけるためのマシントレーニングなどを中心にやりますが、ウォーキングなどの有酸素運動は20分以上やらないと脂肪燃焼に効果が薄いので、時間に余裕がある時にだけやっています。もっとも筋肉に刺激を与えればよいのでどちらでも良いのですが、私が一番よく通っているのは、体幹を鍛えるボディーシェイプのプログラムです。でも最近は新型コロナの影響でスタジオレッスンの中止も相次いでいるので、早く収束して、レッスン、復活してほしいですねー。